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川原陶斎 御砂焼 平茶碗 窯印 [陶器その他]

川原陶斎02_04
 川原陶斎・平茶碗の窯印です。厳密に言えば、川原陶斎窯の印ではないので窯印とは言えませんが、まあ、便宜上・・・。

 印は左に「御砂焼」、右に宮島・厳島神社の神紋となっています。この二つの印は、御砂焼の他の窯元でも使用されています。因みに、厳島神社のこの神紋は「三つ盛り二重亀甲に剣花菱」と呼ばれているそうで、この窯元が神事に使う陶器を厳島神社に収めている事が分かります。また、これでは三つある「二重亀甲に剣花菱」が一つであれば、それはあの出雲大社の神紋になるのだそうです。

 一方、前にご紹介した川原陶斎「松濤」にあった「陶斎」の窯印は、この平茶碗にはありません。ですから、付属の栞が無かったら、この茶碗の製造元は分からない所でした。栞が無いと出所が分からなくなるという事は、この茶碗がその程度の扱いしかされない事を覚悟して製造されたのだろうと想像されます。ぶっちゃけ、この茶碗は手軽な土産物グレードだと。う~む・・・。

 という事で、色々欠点はありますが、それなりに雰囲気がありますし、悪くない茶碗だと思います。

おわり