So-net無料ブログ作成
陶器その他 ブログトップ
前の5件 | -

作者不明 黄瀬戸 高台 [陶器その他]

黄瀬戸_03
 作者不明の黄瀬戸を高台側から見ています。

 大筋で綺麗に整っていますが、良く見ると高台と高台内のセンターが少しずれていて、微妙に三日月高台になっています。また、高台内の造形もちょっとした動きがあります。こういう所は好きです。
 一方、茶碗の腰から高台脇にかけては、スパッと削られていて、かなり滑らかです。ですから、磁器っぽいとまでは行きませんが、「土」感はちょっと希薄です。これは、この茶碗に感じる物足りなさの一つです。

 掻き名は、多分「よ」だと思いますが、これが何処の窯元の何方の掻き名なのかは分かりません。リサイクルショップで裸の状態で買いましたから、もちろん箱も栞もなく、この茶碗の素性は全く分かりません。また、価格も安かったので、わざわざ調べようという気にもなりませんでした。まあ、そんな肩肘張らずに、お気楽に使うのがこの茶碗には一番似合っていると思っています。

 という事で、この茶碗も日常使いには不足がないのですが、どうも趣味の道具としての物足りなさがあって、それを補うように次の茶碗の購入に走る私なのでありました。(笑)

おわり








作者不明 黄瀬戸 見込み [陶器その他]

黄瀬戸_02
 リサイクルショップで購入した黄瀬戸の見込みです。

 中にタンパンが見えますが、見込みの側から塗られた物で、表から抜けている訳ではありません。う~ん、こういう所はちょっとなぁ・・・。
 見込みの底の釉薬は少し色が濃くなっていて、確かに油揚げと感じが良く似ています。また、茶溜りが渦巻きで作られていて、見込みの景色に動きを加えています。この辺は、悪くないなと思います。

 一方、口造りは均一で凹凸もなく、何処に口を付けても良いようになっていますし、上から見た形は完全に真円です。こうしたカチッとした造形は、やはり見ていて少し退屈です。こういう茶碗は、気楽に使える実用性が第一で、茶碗の鑑賞はオマケぐらいの感覚なのでしょうから、これはこれで良いのでしょうけど、やっぱりちょっと物足りません。
 ・・・この物足りなさが、次の茶碗の購入に私を走らせる事になるのでありました。(笑)

つづく








作者不明 黄瀬戸 正面 [陶器その他]

黄瀬戸_01
 私が自分で購入した最初の抹茶茶碗がこれです。リサイクルショップで確か500円くらいで買いました。

 一応は黄瀬戸の茶碗という事になろうかと思いますが、タンパンの感じが何だか嘘っぽくて、鑑賞用としては今一つです。ただ、個人的に黄色と緑色の組み合わせは好きで、気分が上がります。

 正面の設定については、タンパンをセンターから外しつつ、轆轤目と箆跡に最も動きがある箇所を選んでいます。で、ここを正面とすると、高台脇にある掻き名は向かって左のやや手前に来ます。

 こうして見ると、轆轤目も箆跡も、随分と思い切り良くスパッと綺麗に整っています。規則正しく並んでいる訳ではないので、型で抜いたのではないでしょうが、手際良く一気に数を作ったんだろうなと思わせます。
 一方、釉薬の表面はザラザラしており、いわゆる油揚げ手になっています。油揚げ手は、口を付けた際の感触は良いとは思わないのですが、手に触れる感触と見た目の質感は好きで、黄瀬戸を選ぶ際の私の基準の一つになっています。

 これを買った段階では、作家物とかの茶碗を買い集めるようになるとは思ってもいなくて、とにかく自分で買った抹茶茶碗が欲しいなとだけ考えていました。で、良く行くリサイクルショップでこれを見つけて、見た目も悪くないし、価格も安かったので買って帰った訳です。まあ、安いだけに気楽に使えますし、気分も上がる明るい色彩なので、今でも偶に使っています。

つづく








川原陶斎 御砂焼 平茶碗 窯印 [陶器その他]

川原陶斎02_04
 川原陶斎・平茶碗の窯印です。厳密に言えば、川原陶斎窯の印ではないので窯印とは言えませんが、まあ、便宜上・・・。

 印は左に「御砂焼」、右に宮島・厳島神社の神紋となっています。この二つの印は、御砂焼の他の窯元でも使用されています。因みに、厳島神社のこの神紋は「三つ盛り二重亀甲に剣花菱」と呼ばれているそうで、この窯元が神事に使う陶器を厳島神社に収めている事が分かります。また、これでは三つある「二重亀甲に剣花菱」が一つであれば、それはあの出雲大社の神紋になるのだそうです。

 一方、前にご紹介した川原陶斎「松濤」にあった「陶斎」の窯印は、この平茶碗にはありません。ですから、付属の栞が無かったら、この茶碗の製造元は分からない所でした。栞が無いと出所が分からなくなるという事は、この茶碗がその程度の扱いしかされない事を覚悟して製造されたのだろうと想像されます。ぶっちゃけ、この茶碗は手軽な土産物グレードだと。う~む・・・。

 という事で、色々欠点はありますが、それなりに雰囲気がありますし、悪くない茶碗だと思います。

おわり








川原陶斎 御砂焼 平茶碗 高台 [陶器その他]

川原陶斎02_03
 川原陶斎・平茶碗の高台です。

 この下からの景色も総じて悪くはないのですが・・・、う~む、やっぱり形が整い過ぎてて退屈な高台です。高台内も、兜巾が申し訳程度にありますが、やはり退屈です。実用的に見れば、この方が使いやすいのかも知れませんが・・・。
 それと茶碗側面の向かって右、4時位置辺りの口辺下にある異物。これが何とも違和感があって、この茶碗の大きな欠点になっています。
 まあねぇ、お高くない紙箱入りの茶碗ですから、多くを求めるのは酷というものですが、他の部分が良い雰囲気なだけに、この二つの欠点が大変残念に感じます。

 この写真では、茶碗正面をこちら側に向けた状態から左右方向にひっくり返して底面を見ていますから、正面が下(手前)に来ています。それで、その正面のちょうど反対側に窯印が見えます。窯印の向きは、写真の状態で上下が合っていますから、底面を見る向きとしては、これで合っているという事になります。つまり、この茶碗の底面を鑑賞する際は、左右方向にひっくり返すという動作が正しい訳です。・・・でもこの辺、どうなんでしょう。そこまで厳密に考える必要はないかとは思いますが。

つづく








前の5件 | - 陶器その他 ブログトップ