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作者不明 志野 正面と背面 [志野]

不明志野01_01
 これが自分で買った茶碗の2個目です。やはりリサイクルショップで数百円で買いました。

 だいぶ形の整った志野です。模様の形もほぼ半円形できちんとしているので、これも数を作られた茶碗の一つだと思います。白い土にかけられた厚目の長石釉に緋色の模様、表面に無数に開いた気泡とか、一般的な志野の特徴をしっかり押さえています。前にご紹介した同じくリサイクルショップで購入した黄瀬戸よりも、こっちの方が断然本物感があります。

 上の写真では、向かって左90°に窯印、右90°に飲み口を持ってきています。ですから、一般的にはここが正面という事になろうかと思うのですが、私としてはどうも納得していません。ここが正面だと、景色にほとんど動きがなくて面白味が少ないです。

 一方、下の写真はちょうど反対側から撮影した物です。こっちの方がイイですよね。
不明志野01_02
 とは言え、正面にしても背面にしても模様が幾何学的ですし、かなり均一な釉薬の景色も単調、茶碗自体の形も整い過ぎで、どこから見てもそれほど面白い景色ではありません。
 う~ん、やっぱりちょっと物足りなさが残ります。

つづく








作者不明 黄瀬戸 高台 [陶器その他]

黄瀬戸_03
 作者不明の黄瀬戸を高台側から見ています。

 大筋で綺麗に整っていますが、良く見ると高台と高台内のセンターが少しずれていて、微妙に三日月高台になっています。また、高台内の造形もちょっとした動きがあります。こういう所は好きです。
 一方、茶碗の腰から高台脇にかけては、スパッと削られていて、かなり滑らかです。ですから、磁器っぽいとまでは行きませんが、「土」感はちょっと希薄です。これは、この茶碗に感じる物足りなさの一つです。

 掻き名は、多分「よ」だと思いますが、これが何処の窯元の何方の掻き名なのかは分かりません。リサイクルショップで裸の状態で買いましたから、もちろん箱も栞もなく、この茶碗の素性は全く分かりません。また、価格も安かったので、わざわざ調べようという気にもなりませんでした。まあ、そんな肩肘張らずに、お気楽に使うのがこの茶碗には一番似合っていると思っています。

 という事で、この茶碗も日常使いには不足がないのですが、どうも趣味の道具としての物足りなさがあって、それを補うように次の茶碗の購入に走る私なのでありました。(笑)

おわり








作者不明 黄瀬戸 見込み [陶器その他]

黄瀬戸_02
 リサイクルショップで購入した黄瀬戸の見込みです。

 中にタンパンが見えますが、見込みの側から塗られた物で、表から抜けている訳ではありません。う~ん、こういう所はちょっとなぁ・・・。
 見込みの底の釉薬は少し色が濃くなっていて、確かに油揚げと感じが良く似ています。また、茶溜りが渦巻きで作られていて、見込みの景色に動きを加えています。この辺は、悪くないなと思います。

 一方、口造りは均一で凹凸もなく、何処に口を付けても良いようになっていますし、上から見た形は完全に真円です。こうしたカチッとした造形は、やはり見ていて少し退屈です。こういう茶碗は、気楽に使える実用性が第一で、茶碗の鑑賞はオマケぐらいの感覚なのでしょうから、これはこれで良いのでしょうけど、やっぱりちょっと物足りません。
 ・・・この物足りなさが、次の茶碗の購入に私を走らせる事になるのでありました。(笑)

つづく